OpenCVを使って写真などのカラー画像を白黒(グレー)画像に変換する方法をご紹介します。
目次
[OpenCV]カラー画像を白黒(グレー)画像に変換する方法
環境
これから説明するコードに対応している実行環境は次の通り。
- Jupyter Notebook
- Google Colaboratory
※上記以外の環境でも、基本的にPytonが使える環境であればコードはそのまま使えます。
今回は以下のカラー画像を白黒(グレー)画像に変換してみます。
画像を白黒に変換する方法
では早速、画像変換してみましょう!
白黒に変換する方法については、ググるといくつか方法が紹介されていますが、今回は一番コードの少ないく簡単な方法をご紹介します。
■コード
import cv2 import matplotlib.pyplot as plt # グレースケール画像として読み込む img = cv2.imread('fox_img.jpg', 0) # 画像の表示 plt.imshow(img, cmap="gray") plt.show()
■実行結果
カラー画像を白黒(グレー)画像に変換するにはいくつかの方法があります。
今回は、カラーの画像を読み込む際に白黒(グレー)画像として読み込む方法をご紹介しました。
この方法を使うと、画像を読み込んだ後に、改めて画像変換を行う必要が無く、シンプルなコードで実現が可能となります。
尚、imread()で変換したい画像を指定しています、ここはみなさんが変換したい画像のファイル名、またはファイルパスを指定して下さい。
まとめ
今回はカラー画像を白黒(グレー)画像に変換する方法をご紹介しました。
最後に、上記のサンプルコードを実行しても画像が表示されないという人の為に、対処方法の解説ページを作りましたので、お困りの方は参考にしてみて下さい。
【OpenCV】matplotlib show()で画像が表示されない場合の対処方法
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